大山に雷ノ峰尾根経由で登っていると山頂までもう少しという所、不動尻分岐を過ぎた辺りから右手に見える裸地の尾根に行ってみました。
そこへ行く方法を調べてみると…石尊沢から上り詰めていくルートと大山山頂から裸地尾根へ降りていくルートの2つがあり、踏み跡が比較的残っているとの情報から山頂から裸地尾根へ下る方法を選択しました。
大山の裸地に行ってみる。01
まずは大山山頂を目指し表登山道をひたすら上ります。あいかわらずの登りがずっと続く表参道。
大山の裸地に行ってみる。02
山頂に到着。数週間前の雪は完全に溶けてなくなり、晩の霜柱が溶け路面はドロドロの泥濘だらけでした。
大山の裸地に行ってみる。03
まずは山頂の電波塔の脇を抜け大山北尾根へ向かうハシゴ(シカ柵越え)を登ります。ハシゴを降りたらシカ柵沿いに東方面へ進みます。
大山の裸地に行ってみる。04
シカ柵沿いに微かな踏み跡があり、それを追う形でさらに進む。
大山の裸地に行ってみる。05
ちょうど右手に電波塔の建屋が来る頃が裸地尾根への分岐になりますが、ここからは裸地が見えずはっきりとした尾根の形状も分かりずらいので道迷いに注意です。
大山の裸地に行ってみる06
写真のようにシカ柵のフェンスが向きを少し変えるあたりが目安になります。
大山の裸地に行ってみる07
尾根に見えない意外と急な斜面を下ります。少し下ってみて違うなっと思ったらすぐに登り返しルート補正した方が良いです。このエリアは間違えた小尾根を下ると、とんでもない急斜面に出くわします。
大山の裸地に行ってみる08
正しく裸地尾根を下れていると、尾根はこの様に細くなりハッキリとしていきます。
大山の裸地に行ってみる09
暫らく進むと視界が開け崩落地が現れます。ザレているのでスリップに注意してください。
大山の裸地に行ってみる10
ここが裸地の部分で目測で30mくらいはあったと思います。視界が開けとても展望の良い場所ですね。
大山の裸地に行ってみる11
山の地肌が露出した裸地部分はとても広く雄大です。ここでひと休憩したくなりますが、なかなかの急斜面で座って一息つける場所は尾根線と裸地末端部の岩場くらいです。お勧めは岩の上に座り大山山頂方面を眺めるアングルが迫力があります。帰りは石尊沢へ降りても良いのですが大山表参道へ戻るのなら、この裸地尾根を登り返すほうが楽に戻れます。時間と体力に余裕があれば石尊沢⇒唐沢峠⇒不動尻というルートも静かな山歩きが楽しめお勧めのコースでもあります。