エスケープR3のハブ(リア)をグリスアップしました。しばらく前から後輪を外したときに軸を手で回すと「ゴリゴリと嫌な感触がするなぁ~」と気にはなっていたんですが、手を付けず様子を見ていました…。そして今回はドツボにハマる覚悟のうえ、やっとハブのメンテナンスに挑戦する事にしました。

メンテナンス

まずは必要な工具等は事前の調べでは以下のとおり。

  • ハブスパナ(サイズ15)
  • 普通のスパナ(サイズ17)
  • グリス(今回は耐水性のあるウレアグリスというのを使ってみました)

そして早速ハブを分解する前に、ナットやワッシャ類のパーツの順番をメモ代わりに写真撮影しておきます。

エスケープr3 ハブメンテ

部品の配置は、車輪中心部から外側へ順に以下のような順番でした。

・玉押しナット⇒スペーサ⇒ワッシャ⇒ロックナット

エスケープR3だけなのでしょうかアルミ製のスペーサーが入っていました。これのせいで玉押し調整の難易度が上がっているように感じます。

エスケープr3 ハブベアリング

スプロケ側はグリスはまだ残っていてキレイでしたが、ゴリゴリする原因はスプロケットと反対側のハブベアリングにありました。車輪の異音原因は、玉押しナットの虫食いと小さな金属片(メッキの剥離片の様なモノ)の混入でした。

本来なら玉押しナットの要交換ですが、今回は清掃とグリスの交換で様子を見る事にしました。この処置の結果ゴリゴリ感は少なくなりました。しかし、いずれ再メンテナンスと玉押しナットの交換が必要でしょう。※手がグリスまみれになり、虫食いと金属片の写真が撮れませんでした。

作業メモ

自転車専用のハブスパナってあまり使わないのに高価だったので、今回はハブスパナの購入はせず100均のスパナ(サイズ15)をグラインダーで薄く削り使いました。削る作業は焼き入れがナマらない様に、こまめに水で冷やしながら時間をかけ約3.5mmくらいにしました。作業後に気付きましたが…もしかしたらホームセンターなどにある薄型スパナを買えば良かったのかも。

そしてAmazonを探してみると、
ホーザン(HOZAN) 段付スパナセット ハブコーンレンチ 13×14/15×16 C-503
100円ショップのスパナを削る手間がかなり大変だったので、もしこちらを見つけていたら、おそらく買ってしまっていたでしょうね。