神奈川県の藤野町にある藤野15名山というのがあります。詳しくは、こちらに⇒藤野15名山【藤野観光協会】
この15の山々をJR中央線を境に北部と南部に分けて、北部8座、南部7座をそれぞれ一筆書きしようと計画を立てました。

まずは南部から攻めました。おおよそのコーススペックは「距離:約28km 累積標高:約D+1800」といった感じです。

スタートは県道518号の牧馬峠の石老山へ続く尾根の取付きからとしました。
藤野15名山の南部一筆書き01
尾根への取り付き箇所は、牧馬峠のゲートとゲートの中間あたり、山側斜面の岩に「石老山⇒」のマーキングを発見しココからスタートします。おおよその位置⇒(Googleマップ)

ここから薄い踏み跡を頼りに尾根を上り詰めていきます。
藤野15名山の南部一筆書き02
何度か分岐を過ぎ1つ目の山頂「石老山」に到着。ここは木々に囲まれていますが一部眺望が良い、休憩用のベンチとテーブルも充実していましたよ。

写真を撮りすぐ下山ししばらくロードです。
藤野15名山の南部一筆書き03
次のピークの鉢岡山への取り付き。おおよその位置⇒(Googleマップ)

道路わきの藪の中へ入り、シイタケ栽培の圃場の横を抜け尾根線沿いにピークを目指します。
藤野15名山の南部一筆書き04
しばらくいくと「鉢岡山」山頂で15名山2つ目のピーク。ここから暫らく下り基調の走りやすいトレイルが続き、民家の有る分岐を過ぎ、しばらく行くと日蓮金剛山へ続く登りの始まり。

藤野15名山の南部一筆書き05
3つ目の山頂「日蓮金剛山」。ここへの登りはそんなにキツくなかったです。
藤野15名山の南部一筆書き06
日蓮金剛山の山頂には金剛山神社がありました。次は相模湖へそそぐ秋山川方面へ下り、県道76号・520号と経由し、次のピーク京塚山へ向かいます。
藤野15名山の南部一筆書き07
京塚山へのトレイルの入り口。おおよその位置⇒(Googleマップ)

ここから墓地の脇を抜け「名倉グラウンド」を右手に見ながら尾根を登る。
藤野15名山の南部一筆書き08
やっと4つ目の山頂「京塚山」に到着。ここからの秋山川の眺めが落ち着きます。

そして次なるピークの名倉金剛山へ向かうため下山しまた舗装路へ、1kmほど進むと畑の脇を抜け名倉金剛山登山口に到着。
藤野15名山の南部一筆書き09
本日5つ目の山頂「名倉金剛山」到着。ここも眺めが良いの一言。

次のロードが一番苦痛で6km弱あり、やっとの事で登山道に入る。そしてゴルフ場を右手に登っていきます。
藤野15名山の南部一筆書き10
6つ目の山頂の「峰山」に到着。残りあと1座です。
藤野15名山の南部一筆書き11
次に向かうラスボス石砂山が見えますね。
藤野15名山の南部一筆書き12
山座同定が出来るように、写真での解説看板がありました。日没も近いので、気合を入れてペースアップ。
藤野15名山の南部一筆書き13
最後のピーク7つ目の「石砂山」へなんとか明るいうちに到着。

ここからヘッドライトを点け牧馬峠へ向かう急斜面を下ります。今日のコースで一番の難所で、傾斜もあり砂も浮いていて何度も滑る。石砂山の山名由来はココからきているのでしょうか?!
藤野15名山の南部一筆書き14
やっとの思いで牧馬峠についた頃には日も落ちてしまいました。「ギフチョウを守る会」のテントが出ていたので、日があり運が良ければ見れるシーズンなのかもしれませんね。

このルートの感想は、
・ロードとトレイルの比率がどちらも飽きる前に終わり丁度よい。
・運が良ければギフチョウが見れる。
・ロードでは所々自販機があり一か所ローソンも通る。
・ルート上には15名山用の駐車スペースがないのが残念。