何度か登っている富士山ですが、
富士山の登山ルートでは最長の距離になる、
「御殿場ルート」では登ったことが無かったので…
今回お盆休みの混雑する前に登ってきました。
御殿場ルート(富士登山)をピストンしてみる。01
御殿場ルートの最大の敵。
登っても登っても続く「砂礫の道」。
この火山の小石で出来た登山道は、
踏み込んだ足に体重をかけると下に沈み込み、
上へ登る力が分散してしまい体が思うように進みません。
御殿場ルート(富士登山)をピストンしてみる。02
やっと2000m地点まで登って来れました。
御殿場ルートの登りって、
登山になれた健脚さんでも普段使わない筋肉を使うため、
徐々に体力が奪われると聞きます。
御殿場ルート(富士登山)をピストンしてみる。03
変わった雲が現れたので写真撮影と偽り休憩…
写真真ん中の立ち上がった雲。きっと入道雲だと思います。
御殿場ルート(富士登山)をピストンしてみる。04
やっと標高3000m地点。
この辺から高山病のリスクが出るので、
呼吸に意識を向ける。
数分置きに、口をすぼめ息を吐く(口すぼめ呼吸)。
こうすることで、肺の圧力が上がり酸素の取込み能力の維持につながります。
御殿場ルート(富士登山)をピストンしてみる。05
ようやく山小屋と山頂らしき影が見えてきたころ…
雨が降り始める。
レインウェアーを上だけ着て山頂を急ぐ。
御殿場ルート(富士登山)をピストンしてみる。06
ようやく御殿場口の頂上へ着き、
ここから剣ヶ峰を目指す。
御殿場ルート(富士登山)をピストンしてみる。07
さすがお盆休み前という事もあり、
お鉢回りの道と剣ヶ峰に続く馬ノ背は空いていました。
御殿場ルート(富士登山)をピストンしてみる。08
山頂の道標は撮影待ちがありパス。
いつもの「富士山 本当の山頂」を見に行く。
写真の赤ペイントのところです。
以前は少なかったお賽銭も増えていました。
御殿場ルート(富士登山)をピストンしてみる。09
さらに西へ進むと、もう一つの岩稜にもお賽銭とライターが置いてありました。
なんでしょうね?!
さて剣ヶ峰も寄ったし、雷雲が来る前に下山します。
御殿場ルート(富士登山)をピストンしてみる。10
下山は早いですね~。
愛鷹山が雲海から頭を出しています。
御殿場ルート(富士登山)をピストンしてみる。11
グングン降りて七合目あたりからの景色。
雲海がとてもキレイ。
御殿場ルート(富士登山)をピストンしてみる。12
馬ノ背と宝永山と愛鷹山。
ここからは、大砂走を全力疾走で下るアトラクション。
御殿場ルート(富士登山)をピストンしてみる。13
一気に二子山の高さまで来ました。
御殿場ルート(富士登山)をピストンしてみる。14
そして山頂から1時間半ほどで五合目まで戻れてしまいます。
なんだかもったいない気もしますが、
御殿場口の一番の魅力は「大砂走」でダッシュでしょう。
気分的に一歩が2m越えてるように感じます。
ぜひ体験してみてください。